Desert Boots|デザートブーツ
秋に入ると、ぐっと出番の多くなる靴、デザートブーツ。
足をすっぽりと包むデザインが、足元をほどよい安定感と安心感で支えます。
歴史ある靴、デザートブーツ
「デザートブーツ」とは、くるぶしまでを覆うハイカットなアッパーと、2〜3つの紐穴(ハトメ)に靴紐を通すデザインの靴を表します。英国の老舗シューズメーカー「Clarks(クラークス)」が、エジプトの首都カイロのバザールで作られていたスエードブーツを参考に、1949年にリリースしたのがその始まりです。
デザート(desert)とは、「砂漠」のこと。
かつて、砂漠地帯を行くイギリス陸軍士官らの足元を守るために製造されていた靴が、そのデザインの起源と言われています。靴の中に砂が入らないよう、ハイカットなシルエットと、アッパーとソールを「ステッチダウン製法」で縫い付けているのが特徴です。
duckfeetのデザートブーツ「Sjaelland(シェラン)」
「Sjaelland(シェラン)」は、創業当初から変わらぬデザインで作り続けてきたduckfeetの定番アイテムの一つ。これまで、北欧やドイツをはじめ、各地の人々に選ばれてきたduckfeetを代表する靴でもあります。
くるぶし丈まで覆う牛革を、3対の紐穴にコットンの平紐を通して抑えます。安定感があり、デザートブーツの誕生背景にある通り、草や土の大地を歩くにも最適です。ほどよい丈は寒さも凌ぎ、厚手の靴下やウールインソールを合わせれば、足元はいっそう温かく。足との一体感も高まります。
丸みのあるつま先、上質な革、天然クレープソール。
そのシンプルさが、duckfeetにしかない味わいを育みます。
流行に左右されることのないデザートブーツを、ぜひ、幅広いシーンでお楽しみください。
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